ヒアリの女王アリは春から産卵をはじめて、1日に産む卵は数千個ともいわれております。これが秋まで続きますから爆発的に増殖します。日本国内では定着していないと言われていますが、海外から毎日のように日本各地に船が入港しています。
侵入させない為には、船が出る国で事前に対策をしてもらうことが大切です。もちろん日本でもしっかりとした監視体制で侵入を防がねばなりません。
今のところは被害は1名の方が軽症で済んでいますが、拡散してしまえば多数の方が被害に遭われる可能性が十分あります。
では、もし見つけた時にヒアリの対策に殺虫剤は効果があるのでしょうか？ご紹介しましょう。
ヒアリがいた！ヒアリに殺虫剤の効果はある？
日本のアリ用の殺虫剤メーカーが、海外でヒアリに効果があるのか試験をしたところ、ヒアリにも効くことがわかりました。ホームセンターに行くとさまざまな種類のアリ用殺虫剤があります。ヒアリに効くことがわかったことで売り上げも伸びているようです。
しかし、ヒアリに効くからといって毒餌剤を家の周辺にたくさん設置するのはやりすぎです。ヒアリが見つかったのは港や港湾施設の周辺であり、市街地では見つかっていません。
アリ用の殺虫剤はヒアリだけでなく、日本の在来種まで効いてしまいます。縄張り意識の強い在来種のアリにとっては、ヒアリは敵ですから、攻撃対象となります。生態系に影響が出てしまうので過剰な利用は控えてましょう。
ヒアリを見つけたら、自治体や環境事務所に通報して対応してもらうことが大切ですので、自分で対処しないようにしましょう。
まとめ
このようにヒアリに殺虫剤の効果があるということがおわかりいただけたかと思いますが、ヒアリは港で発見されただけであり、市街地では確認されていません。
殺虫剤は国内の在来種にまで効いてしまいますから、過剰な利用は生態系に影響が出てしまいます。
必ず自治体や環境事務所に通報して対応してらもらってください。
