ヒアリはもともと南米の熱帯雨林に住んでいました。しかし時代と共にアメリカ、中国、台湾と日本と関係の深い地域にも住んでいますから、いつでも国内に入る可能性はあります。春から巣作りを始めて活動も活発化させます。

1度ヒアリに刺されたことがある方は、次刺されるとアナフィラキシーショックが起こる可能性が十分にありますから気をつけましょう。ただスズメバチのアナフィラキシーショックとは関係ないと言われていますが、まだハッキリとわからないようなので注意しましょう。

昨年の夏は日本にヒアリが上陸したと大きなニュースになりました。ここでは日本でどのくらいの被害があったのかご紹介していきましょう。

火蟻 日本 被害

ヒアリが日本に上陸!?その被害はどれくらいあった?

昨年日本各地に上陸が確認されたヒアリですが、そのなかで福岡市では国内初のヒアリに刺される被害がありました。港で荷役作業に従事されている方が左腕を刺されましたが、軽傷で済んだようです。海外から船で運ばれたコンテナに紛れ込んで侵入してきたようです。今のところ国内ではその時被害だけですんでいます。

アメリカでは1920年代にヒアリが始めて確認してされており、人間だけでなく、農作物や家畜にも被害があり、年間で5000億円もの被害があると言われています。

トウモロコシや大豆といった農作物の被害は深刻だそうです。これら以外にも、電線の被覆をかじって漏電させる事もあるようです。

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国内では北日本以北以外の地方では十分生息できる環境がありますから、対策が後手になってしまうと、アメリカのように大変なことになってしまいますから、早く対策を立ててもらいたいですね。

人的被害もアメリカでは年間に延べ数千万人の方が被害にあり、命を落とす方も毎年多数いるようです。活動が活発になる秋までは昨年侵入が確認された場所では注意した方がいいでしょう。

まとめ

このように日本に国内での被害は今のところ昨年一名刺されて軽傷でした。まだまだ油断は出来ませんから、珍しいアリを見つけたら触らないようにしましょう。

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