ニュースで世間を騒がせたヒアリ。火蟻またはアカヒアリと言います。なぜ世間を騒がせたのかと言いますと、その毒性にあります。

ヒアリはハチの仲間になりますから、強力な毒針を持っています。これに刺されますと痒み痛みは軽症ですが、体質によってアレルギー反応や蕁麻疹の症状があります。このアレルギー反応はアナフィラキシーショックであり、これが原因で亡くなることもありますから殺人アリとも呼ばれます。

海外からコンテナ船に紛れ込んで日本にやってきたヒアリですが、日本で冬を越すことが出来切るのでしょうか?それとも出来ないのでしょうか?ご紹介していきましょう。

火蟻 冬 越せ

ヒアリは日本で越冬できるの!?

ヒアリはブラジル、アルゼンチンなどの熱帯雨林に生息しています。そのような場所に住むヒアリが日本で冬を越せるのでしょうか?それは、地方によります。

気温が0度を下回ると生きることが出来ないので、北海道や東北地方では何日も0度を下回る日が続くこともありますから、まず生きていけないでしょう。その他の地域はどうでしょうか?

ヒアリが日本に上陸した場所では気温が0度を下回る日が続くことがない場所ばかりでしたから、冬を越してしまう可能性は十分にあります。上陸して住みついてしまうと、人的被害や農業や家畜にまで被害を及ぼしてしまいます。アメリカでは対策が遅れてしまったことで、年間6000億円もの巨額の損失があり、こうなると手の施しようがありません。

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ニュージーランドでは早期に対策をしたことで全滅させたようで、オーストラリアも90%以上壊滅させました。巣を作らせてしまったらあっという間に家族が増えてしまいます。日本もニュージーランドを見習って、早期に対策出来るようにしてもらいたいです。

まとめ

このように日本ではヒアリは地方によっては冬を越せるということがおわかりいただけたことでしょう。

北海道や東北地方以外では十分に生きることが出来ますから、中国、台湾、アメリカなどの航路がある貿易港では進入してしまうことがまた起きるかもしれません。

もし見つけても絶対に触れず、関係機関に通報しましょう。

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