日本各地で発見されたヒアリですが、定着してしまうと絶滅はほぼ不可能と言われております。ヒアリは大量の卵を毎日産んであっと言う間に繁殖します。巣を発見したら全滅させなければなりません。
ヒアリは毒を持っていますから、皆さんが慌てるのもわかりますが、毒は強力ではありません。必ず絶命させることはなく、アナフィラキシーショックに陥った時に注意しなければなりません。ヒアリの行動や特徴といったことを正確な情報で知ることが大事だと思います。
昨年発見された港湾では現在も継続してモニタリングされており、事前の対策もなされています。ヒアリ対策の殺虫剤の大量使用は現在国内にいるアリにも効いてしまい、生態系に多大な影響になります。
ニュースで見たからと、慌てることはせず、冷静に対応を見守りましょう。ここでは日本にヒアリの生息地があるのかご紹介していきましょう。
日本のヒアリの生息地はどこ！？
ヒアリは南米にもともと生息するアリですが、今では太平洋沿岸の国に移入してしまっており定着しています。日本でも昨年は各地の港で発見されて、1名が刺される被害に遭っています。
しかし、今のところヒアリの巣は発見されていませんから、日本国内に生息している可能性は低いということです。ですから生息地はないということになります。
海外では対策の遅れで定着、拡散してしまった例もありますが、ニュージーランドのように絶滅させた国もあります。
日本でも発見されて以降は、海外航路のある各地の港で継続してモニタリングと対策がなされており、今のところは水際で食い止められています。
まとめ
このように日本には現在ヒアリの生息地は無いということがおわかりいただけたかと思います。継続的にモニタリングされて、様々な対策が施されていますので、今のところ安心して生活して良いのではないでしょうか。
ヒアリの情報については環境省のホームページで発信されていますので、随時確認しましょう。
