暖かくなってくると、窓を開けて気持ちのいい風にあたりたくなりますね。でも、窓から虫が入ってきて大慌てした経験、多かれ少なかれあると思います。ましてや、それが大群だったらびっくりなんてもんじゃないですね。羽蟻は大群で押し寄せます。
今回は何故、羽蟻が大群で発生するのかということを調べてみました。
羽蟻の大量発生は恋の季節
蟻は大きく分けてクロアリとシロアリがいます。日本に住むクロアリは２５６種類、シロアリは４種類です。
ただ共通するのは繁殖のために羽蟻が発生するということです。普段、蟻は地面や地中で暮らしていますが巣分けの時期に新女王と雄蟻達が繁殖の為に飛び立つのです。時期はクロアリは６月～１１月、シロアリは４月～７月です。
そんな蟻の家の侵入を防ぐ方法ですがクロアリとシロアリとでは対処法が大きく異なります。
シロアリとクロアリの見分け方は、シロアリは胴にくびれがなく寸胴羽の大きさが全て均等、触覚はまっすぐです。色は白っぽい茶色クロアリは胴にくびれがあり前羽が大きく後ろ羽が小さい触覚はくの字型、色は黒です。
まず、シロアリの場合は家の壁の中や柱の中にいると家を壊してしまいますし、個人のでの駆除は限界があります。賃貸の場合は大家さんや不動産会社へ自宅の場合はシロアリ駆除の業者に相談してみるのをお薦めしますが業者の中には悪質な業者もいるので市役所や区役所などいったん公的な場所に相談するのもいいかもしれません。
クロアリの場合はたいした害はないんです。種類によってはシロアリを食べてくれる者もいますが、種類によっては人を刺す蟻もいるので駆除をするなら蟻専用殺虫スプレ－または駆除剤を使用してください。
殺虫スプレーは見た目の範囲しか効かないので根こそぎ退治をしたいなら駆除剤をお勧めします。ホームセンターや薬局で取り扱っているのでお店の人に聞いて購入しましょう。
また、すでに家に侵入した蟻を素早く駆除する方法として掃除機で吸い取るという手もあります。侵入予防としては網戸の目を細かくする。網戸の隙間にテープを貼るあらかじめ網戸に防虫スプレーをかけておく等の対象方があります。
まとめ
蟻の大量発生は、繁殖のためでした。小さな蟻でも種の保存の為に一生懸命生きています。だからといって家の中に勝手に入られるのは困りますよね。外来種などはもってのほかです。種の共存共栄のために上手く住み分けられたらいいですね。
