普段わたしたちが見ているふつうのアリと、ほかのアリの違いって詳しくは分かりませんよね。分かると言っても、体長だとか色だとか、そういう簡単な違いくらいしか、ふつうのアリとの違いって分からないと思います。
そんな中でも、今回はシロアリ・羽アリの2種類と普通のアリとの「違い」について詳しくご紹介していきたいと思います。
シロアリとアリの違いとは?
ではまず始めに、シロアリとアリの違いについてご紹介します。簡単に違いを分けますと、4つくらいあります。
攻撃の違い
アリは敵を攻撃をしてエサを得ますが、シロアリは枯死植物をエサとしているので攻撃性がアリよりも低いのです。なのでアリはシロアリをエサとしています。
成長過程の違い
ふつうのアリは幼虫から蛹になり違う形態となって成虫になります。ですが、シロアリは蛹にならないで成虫となります。また、幼虫から成虫まで形態は同じなのです。
活動をする時期
アリは成虫になってから活動をしますがシロアリは幼虫時から働くのです。
産卵の違い
アリの女王アリはほとんどがメスしか産みませんが、シロアリの女王アリはオス・メスを同じ数ほどの量を産むのです。
羽アリとアリの違いとは?
続いて羽アリとアリの違いについてご紹介します。
羽アリとアリは同じ種類の仲間なので、違いという違いはほとんどありません。
あたりまえですが、羽アリは羽があり、アリには羽がありません。また、交尾では羽を使って空の上で行います。これを結婚飛行といいます。
まとめ
いかがだったでしょうか。アリとシロアリ、羽アリの違いについて分かったでしょうか。少しでも違いについて分かったのであれば幸いです。それでは、簡単にまとめたいと思います。
シロアリとアリの違いは攻撃、成長過程、活動時期、産卵の4つの違いがあります。
そして、羽アリとアリでは同じ種類でもあるため、違いはほとんどありません。あったとしても、羽があるかないかの違いしかないのです。