普段外にいると、足元に行列になっているアリを見かけることがあります。せっせと働いてはいろいろなモノを巣まで餌を運んでますよね。
さて、そんなアリですがその種類は日本でどれくらいいるのでしょうか。日本にいるアリは小さいものから大きいものまでとたくさんの種類が存在していますよね。いったいどれほどの種類が存在しているのか、詳しくご紹介していきたいと思います。
日本にいるアリの種類はどれくらい?
外に出ると地面にたくさんいるアリですが、実はなんと280種類以上も生息しているんです。280種類もいて、非常に多く、さまざまな生態のアリが存在します。
もちろん体長がどの種類もほとんど異なっており、たいていのアリは黒色をしています。さて、日本に最も多くいる代表的なアリの種類はなんなのでしょうか。また、その代表的なアリの生態はどうなっているのでしょうか。
アリの代表的な種類や生態はどんな感じなの?
日本のアリで代表的なのは「クロオオアリ」「クロヤマアリ」「アミメアリ」の3種類です。
クロオオアリ
クロオオアリは全国にまで生息しており体長が13mmという大きさです。大型働きアリと言われています。
クロヤマアリ
クロヤマアリは草原などの日当たりの良い場所に、深さ1mほどの巣を作ります。昆虫の残骸や、花びら、またアリマキの出す花の蜜などを餌としています。そしてこのクロヤマアリは関東と関西で生態が違うのです。
関東の方は1つの巣に1匹の女王アリがいますが、関西の方では同じ巣の中に複数の女王アリが共に暮らしています。
アミメアリ
アミメアリは、体長2.5mmと小さく、頭部と胸部が網目状の模様になっているのが特徴的です。雄アリは生息している確率が非常に低く、まれに見れるほどです。
巣穴は作らずに石の隙間や倒木などに集団を形成し、頻繁に移住します。大きなコロニーでは数10万にも達するのです。また、殺虫剤に抵抗性を持つコロニーが存在します。
まとめ
日本に生息するアリは280種類以上も存在していたんですね。
その中でも代表的なのが、「クロオオアリ」「クロヤマアリ」「アミメアリ」の3種類です。
当たり前なことではありますがどの種類もさまざまな生態があり、おもしろいですね。