皆さんは昆虫を観察したことありますか?子供の頃に虫を見たり捕まえたりした、経験は多かれ少なかれあると思います。でも飼育となるとあまり経験がないかもしれませんね。今回は身近な昆虫、蟻の基本的な飼育方法をご紹介します。

蟻の飼育は意外と簡単?蟻の飼育は女王蟻から

蟻の飼育って意外と簡単じゃないの?と思いますか?いえいえ、これは、地上を歩いている蟻を飼育する場合です。

地上に歩いてる蟻はほとんどの蟻の種類の場合、働き蟻です。働き蟻の寿命は短くておそらく捕まえた年に皆、亡くなってしまうでしょう。それは働き蟻が老いた蟻だからです。

働き蟻の寿命は約2年で危険な外での活動はベテランになってからということなのです。でも、とりあえず蟻を観察したいという方はやってみてはいかがでしょうか?

蟻 飼育 方法

すぐに亡くなってしまうのは忍びないという方にはアミメアリがお薦めです。この蟻にはなんと女王蟻がいません。働き蟻が産卵するのです。このアミメアリが採取できれば長く観察できます。

ただ、この蟻は女王蟻がいないため特定の巣を持とうとしないために、いっさい清掃行動をしないので飼育ケース内が汚れるため頻繁なお掃除が必要になります。

蟻の飼育に、最低限必要なものは密閉式タッパーとバーライト(土壌)と餌です。タッパーにバーライトを入れて餌を入れておけばとりあえず飼育はできますが観察は難しいでしょう。

本格的に観察をしたいのであればアリ専用の飼育ケースが安いものでは1000円位から各種販売されておりますので、そちらをお勧めします。

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バーライトは貝殻を原料にした人工土です、ホームセンターで売っています。餌は蟻は雑食性なのでなんでも食べますが、果物、蜂蜜、卵などが好みのようです。

本格的な観察を始めるならまず、女王蟻を捕獲しなければなりません、女王蟻を捕獲して飼育ケースに入れて産卵させ、餌を与えて、コロニーを作らせるというのが基本的な流れになります。

まとめ

蟻の飼育観察は本格的に始めようとすると意外と大変です。生物を飼育するということは大きさに関わらず、その生き物の命を預かるということです。飼育する場合は最後まで飼育してくださいね。

また、捕まえた蟻を安易に違う場所に逃してしまうと生態系の破壊につながることもあるので逃がす場合は必ず捕まえた場所に逃しましょう。

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