家でごろごろしていたら、突然足にチクッとした痛みが……見てみると、そこには小さな赤い蟻が。
どこから入ってきたのか、わからないなりにとりあえず片付けて、またごろごろ……していたら再びチクッ!小さくて赤い蟻に噛まれた経験のある方、結構いらっしゃるかと思われます。
外だけでなく、家の中でもよく見つけるこの小さくて赤い蟻、片付けても片付けてもいなくならないし、噛まれると地味ーに痛いし、あまり歓迎したくはない部類のものでしょう。では、それってどんな蟻なのでしょうか。
度胸満々に人を噛む、赤く小さい蟻とは
普通、蟻の色といえば黒を連想しがちですが、よくよく見ると黒一色だけでなく、様々な色の蟻がこの世界には存在しています。シロアリなんかが特に有名なんじゃないでしょうか。あれはクロアリと真反対で綺麗な白色をしていますよね。そして、そのたくさんの種類の中には、赤みがかった体を持つ蟻ももちろん存在しています。
・蜂蜜色に近い、どこか黄色がかった赤さの『イエヒメアリ』。
・イエヒメアリととてもよく似ていますが、お尻が真っ黒な『ヒメアリ』。
・褐色がかった茶色に近くて、やっぱりお尻が真っ黒な『アミメアリ』。
小さくて赤い噛む蟻、といえばだいたいこの三つのうちのどれかだと思われます。
皆さんはどれを見たことがありますか?
ヒメアリとイエヒメアリなんかは名前通りよく似ているので間違えやすいですね。小さな隙間から出てきていつまで経っても居なくならない、家の中に巣を作るタイプであれば、イエヒメアリである可能性が高いでしょう。
この蟻に限ったことではありませんが、家の中、あるいはその近くに蟻の巣がある場合、一人で駆除したりガードしたりしようとするのはとても大変です。業者さんに頼ったり、部屋の中を清潔に保ったりして、出来うる限りのことを地道にコツコツやっていきましょう。
まとめ
今では多くの殺虫剤が開発されていて、蟻専用の高評価な毒餌などもドラッグストアなどで簡単に手に入れることができます。
気になるようでしたらそういったものを用意して、また噛まれないよう気をつけてください。小さくて赤い蟻に噛まれるとすごく痛いですよね。しかも、似たような姿をした、同じく小さな赤い蟻の中で「ヒアリ」という種類のものがいます。
ヒアリはほんとうに凶暴で強い毒を持つ危険なものなので、もし見かけてしまった場合、一人で対処しようとせず、周りの人間に相談してみてください。
不意に寄ってこられて噛まれたり、自分の家族が被害にあったりしないためにも、相手の正体はハッキリさせておきましょう。なんの不安もなくごろごろできるように、まずは掃除の徹底から手を付けてみませんか?