アリはどこでも見かけることがありますが、日本国内には約260種類ものアリが生息しているのです。アリグモやシロアリといった虫はアリの仲間ではありません。アリはハチの仲間になるのですが、アリグモはクモの仲間、シロアリは意外にもゴキブリの仲間に含まれます。
アリはハチの仲間だけあって、女王を中心とした社会を形成しています。ハチと同じように毒針を持っていて、スズメバチ並みに強力な毒を持つ種類がおりアナフィラキシーショックに陥ることもあるので、なかなか侮れない生き物なのです。
アリは家にも隙間などから良く侵入してくるので、噛まれることがあります。なぜ人を噛むのか、噛まれやすい人の特徴があるのかご紹介していきましょう。
蟻に噛まれた!?なぜ人を狙うのか?
アリに刺されやすい血液型があるようですが、アリはどうなのでしょう?アリは攻撃的な性格ですから、巣を荒らしたりすると噛みます。何もしなくても噛むのは何故でしょうか。
これはアリが自己防衛のためだと言われています。こちらから危害を加えなければ噛むことはないですが、足を登って来ているときはゆっくりと払い落としてください。ハチも同じように何にもしなければ危害を加えることはありません。同じ仲間ですからアリにも同じことが言えます。アリには蟻酸と呼ばれる毒を持っています。これが人の皮膚にかかると痛みや痒みを引き起こし、目に入ると失明の恐れもあります。
皮膚の弱い人が噛まれたり刺されたりすると、腫れや水ぶくれになり激しい痛みを伴うことがありますから、気をつけなければなりません。
まとめ
このようにアリが人を噛む原因についておわかりいただけたでしょうか?
アリが噛むのは自己防衛のためであり、危害を加えなければ噛むことはありません。もし見つけても、そっと払い落としましょう。
蟻酸を噴射されると痒みや痛み、皮膚の弱い人は腫れや水ぶくれになりますから、家に入らないように対策をしておきましょう。