蟻は地面に穴を掘り、巣を作って暮らしています。蟻の生態はハチの仲間だけあって、非常に良く似ています。ハチに女王蜂がいるように、女王蟻もあり、働きバチがメスであるように、働き蟻もメスなのです。

産まれたメスの働き蟻は一生働き続け短い1年の寿命を終えます。女王蟻は20年ほど生きるようですから、なかなか世代交代は出来ないのです。実に可哀想な生涯ですが、家族を守るために一生懸命に働いてるというところは素晴らしいですね。人間も見習わないといけません。

さて蟻は家の中にも侵入しますから、いつの間にか刺されていたことが良くありますね。刺され時のアレルギー症状はどのようなものなのでしょうか?ご紹介しましょう。

蟻 刺され アレルギー

アリに刺された!?これってアレルギー症状?

スズメバチに刺された時に起こるアナフィラキシーショックといわれるものがあります。この症状が起きると最悪命を落とすことがあります。

ハチの仲間のアリですから、毒を持つものがいます。オオハアリといい、北海道や東北を除く地域に幅広く生息しています。

朽ちた木や葉っぱの下で多く見られ、刺されると軽い痛みが起こります。何箇所も刺されると稀にアナフィラキシーショックを起こすことがありますから気をつけなければなりません。この毒はハチの毒と違うので、過去にハチに刺された方がアリに刺されたことでアナフィラキシーショックを起こすことはないといわれておりますが、実のところまだ詳しく解明されておらず注意しましょう。

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オオハアリは家の中にもまで入ることはあまりありませんが、シロアリがいるような家ですと、シロアリをエサとするオオハアリがいる可能性があります。シロアリを駆逐する意味では良いのですが、人間にも害があるかもしれないというところが問題ですから、市販のアリ用殺虫剤で対処しましょう。

まとめ

このようにアリに刺されたときのアレルギー症状についておわかりいただけたかと思います。毒を持ったオオハアリは朽木に巣を作ります。山に入る時など防虫スプレーを使用しましょう。

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