日本中が恐怖したのも一時的だったヒアリ騒動でしたが、実はニュースで報じられないだけであって、その後も見つかっています。港周辺にはトラップが仕掛けられており、継続してモニタリングされています。
だいたいの方がヒアリの毒に対しての知識を持っていらっしゃるかと思いますが、殺人アリと言われているのは、ヒアリの毒針に刺されてアナフィラキシーショックといわれる症状を起こすことがあるからです。毒性そこまで強い物ではありませんが、激痛が伴う事もあるので見つけても触らないことです。
太平洋沿岸の国に広まってしまったヒアリ。広まった原因は対策が遅れたことによります。では日本と海外のヒアリの対策方法はどのようになっているのでしょうか?ご紹介していきましょう。
日本でのヒアリ対策はどうなっているの!?
日本では現在ヒアリの調査や対策が行われています。
水際防除対策としてヒアリが確認されている国からの航路のある港湾で調査中で、殺虫餌が配備されています。空港も同様の対策にをするよう要請されています。また海運業にヒアリ対策をするようとの通知が出されています。
ヒアリの根絶、拡散防止対策として港湾周辺のモニタリングと、ヒアリ発見場所から2キロまで範囲を広げての調査もされます。港のコンテナヤードのアスファルトの隙間を埋める作業もおこなわれるそうです。
海外でのヒアリ対策とは!?
海外では国によって様々な対策がなされており、中でもニュージーランドはヒアリを絶滅させました。多額の費用を投じてコロニーの駆除を行い広範囲でモニタリングしています。
オーストラリアではさらに広範囲でヒアリが確認されて、対策にもニュージーランドの何百倍もの費用がかかっても絶滅には至っていません。台湾では探知犬が育成されていますがこちらも絶滅出来ていないのです。
まとめ
このように日本ではすでに対策が始まっており、海外ではニュージーランドのように初動が早かった為絶滅させています。対策が後手になると絶滅させるのは難しくなるようです。