春になりあたたかくなってくると出てくるのが蟻です。美味しそうな食べ物を見つけては、せっせと運んでいる蟻ですが家の中にまで入ってくると困りますよね。いつの間にか戸棚や床に蟻の行列が!なんて、びっくりします。
お菓子の食べかすや甘いジュースのこぼしたあとを、しっかりと拭けばいいのですが、拭いていても匂いで寄ってくることもあります。家に入って来るアリをなんとかしたい!今回はそんな人に殺虫スプレーではなく、簡単に作れる罠を作ってみましょう!
アリの捕獲できる罠の作り方
まずは簡単に出来る罠の作り方を紹介します。
用意するもの
*ホウ酸(粉末)大さじ2
*コーンシロップなど糖分の多い液体 大さじ2
*ダンボールの切れ端(またはインデックスカード)
作り方
①コーンシロップとホウ酸を小さな容器に入れて混ぜます。
②ネバネバで流れない糊状になっていることを確認します。粘り気が足りない時は、さらにホウ酸を加えます。
③ダンボールの切れ端の上に調合液をスプーンでのばします。その切れ端が一つの罠になります。甘い匂いがするので子供や犬が食べないように気をつけましょう。キッチンや戸棚や食品の近くには置かないでください。
この罠は屋外で使用可能です。花壇やゴミ箱の近くにも置きましょう。巣の中にホウ酸のエサを持ち帰ってくれるので、巣の中の蟻にも有効です。罠にいるアリは運ぶのを邪魔しないように!万が一、仕留めてしまうと罠のエサを巣に持ち帰ってくれなくなります。シロップに効果がなくなってきたら、罠を交換しましょう。
まとめ
家の中に殺虫スプレーやホウ酸団子などを使うのもいいですが、お金がかかったり安全性がなかったりします。殺虫スプレーでは人間やペットや家の周りにいたほうがいい、益虫にも害を及ぼしてしまいます。
しかし、この罠だと外にも仕掛けられますし、アリ達が巣に持って帰ってくれるので、巣までも一緒に撃退することが出来ます。家の中に仕掛ける時には、子供や犬など食べないように気をつければ仕掛けることも出来ます。簡単な罠ですので、ぜひ活用してみてくださいね。