海外種だったヒアリですが、近年コンテナや船などから運ばれる荷物についてくるようになりました。一生懸命に駆除していましたが、全部駆除できたとは言い切れません。風に乗ってきたり、どこからかついてきたのでしょうか。
今では全国で見かけたら触らないようにと張り紙がされているほどです。ヒアリの被害も全国に増えており、どこで見かけるかは分かっていません。そこで、もしヒアリを見つけて触ってしまい、刺されてしまった時の症状や応急処置について覚えておきましょう。
蟻の毒の症状とは?
特にヒアリは攻撃性が高く、何度も集団で刺してきます。ヒアリの猛毒はアルカロイド系という毒らしく刺されると以下の症状が出ます。
軽度の症状
「熱い」と感じる激しい痛み・かゆみがあり、10時間ほどで膿が出てきます
中度の症状
かゆみを伴うじんましんが全身・部分的に出てきます。
重度の症状
呼吸困難や血圧低下、意識障害・吐血などが出てきます。
最悪の状態
アナフィラキシーショックで亡くなわれてしまうということになります。何回も刺すので、体の中で抗体が作られてしまい、ショック死につながってしまうようです。もし刺されてしまった場合は20分から30分安静にしておく。容態が急変したら病院に行く。ですが、対処法がよく分かっていません。なので、蟻にもし刺された場合を参考にしてみましょう。
*流水で洗い流したり、冷やすこと
*患部を保冷剤などで冷やすこと
です。
あとは、虫刺されの薬を使います。かゆみが強い場合は抗ヒスタミン薬配合の薬を、腫れやただれなどの
炎症がひどい場合はステロイド外用薬配合の薬がいいでしょう。
まとめ
ヒアリだけではなく、イエヒメアリやヤマアリ、ハリアリなどもいます。蟻の多くは身を守るために攻撃してくるのです。蟻酸を噛んだ時に出したり、飛ばしたりと危険なこともあります。
山に入る時には長袖と長ズボンで、こちらも身を守りましょう。アリに噛まれたりヒアリに刺された時の対処法を知っておき、もしものときには落ち着いて対処していきましょうね。