皆さんが家屋に住む以上、頭を悩ませるもののなかで、代表的なものといえば、虫害になるでしょう。ゴキブリ、羽虫などの虫が室内に現れると、駆除が頭にちらつき、それだけで重たい気にもなるかと思います。そのなかでも、駆除に時間と労力がかかるといわれているのが、アリの被害です。

アリは、人知れず家屋内に巣を作り、その強い繁殖力をもって、巨大な集団を形成していきます。巣から出て、部屋に現れるアリは全体の1割弱といわれているため、残り9割強も含めて駆除するには、相当な根気が必要となるのです。

そんなアリの駆除を知るには、アリの生態を知ることからはじめましょう。今回は、アリのよく発生する時期と、それに沿った対処法をご紹介します。

蟻 発生 時期 対処

 

蟻の発生する時期とは?

アリは、4月から11月にかけて、大量に発生します。まずアリが発生する原因ですが、この時期に、アリはこれまで棲息していた巣を離れ、新たな巣を探すべく、羽アリとして飛び立ちます。そのときには、女王アリと大量のオスのアリが飛来するため、見つけ次第、駆除をしましょう。

蟻が発生したときの対処法!

では、アリが発生したときの対処法について、ご紹介します。

家屋内で羽アリを見かけたときは、たまたま紛れ込んだ場合と、家屋内に巣があり、そこから飛び立った場合とが考えられます。前者の場合は一匹ごとに駆除をすればよいのですが、後者の場合になると、巣ごと駆除する必要があるため、労力を要することになるでしょう。

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アリの巣を発見したときは、近辺に毒餌や蟻用ジェル剤を配置しましょう。発見できない場合は、部屋の中でアリを頻繁に発見する場所を観察し、アリの通り道に毒餌や蟻用ジェル剤を置いてみると、効果が期待できます。

餌と勘違いしたアリが、毒餌や蟻用ジェル剤を巣の中に運搬し、仲間に餌として共有すると、効果的にアリ駆除が進みます。

また、羽アリが入らない工夫も必要です。たとえば、窓を開けるときには網戸を閉めて、侵入を防ぐことも効果があります。また、羽アリは光に反応し群がるので、部屋の照明を漏らさないよう、カーテンを閉めることも、羽アリ予防に期待できます。

まとめ

アリの発生時期を知り、その対策を考えることで、アリの家屋侵入を予防することもできます。巣を作り、巨大な勢力を形成する前に、発見次第駆除したいですね。

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