蟻は何を食べるのでしょう？飼育時には何をあげればいいのでしょうか。よく外で甘い物に行列を作っていたりしますよね！蟻は何が好物なのか気になります。蟻に何をあげればいいのか紐解いて行きましょう。
蟻は甘い物だけ食べているのでは無い
蟻は雑食性なのでなんでも食べます。果物、パイナップルやバナナ等、蜂蜜、卵、砂糖水、虫の死骸、コオロギ、バッタ、ショウジョウバエ等です。
この他には、メイプルシロップ、黒砂糖、メイプルシュガー、にぼし、魚肉ソーセージ、ハエ、蚊、ウジ虫、ミルワーム、冷凍赤虫、乾燥赤虫、蜂の幼虫、エビ、粉ミルク、栄養ドリンク等も与えられるようです。
大きく区分けすると、蜜系の餌は蟻たちに必要な栄養素、蛋白系の餌は卵を産むためや、幼虫を育てるために必要な栄養素、植物系餌、蟻の種類によっては植物の種子を主食としている蟻もいます。
蟻はグルメで綺麗好き
ただ蟻によっては好き嫌いがあるようですので、色々餌を与えてみて飼育している蟻は何が好みなのかを把握しておいた方がいいですね。
餌はなるべく細かく砕いて与えましょう。蜂蜜や砂糖水など水系の餌はメラミンスポンジに染み込ませて与えます。餌は蟻が食べ残すとカビ発生の原因になります。与えすぎずに注意してください。カビが生えて放ったらかしにすると蟻の生命に関わります。
上記のような餌を用意するのは面倒だなと思う人には「昆虫ゼリー」がお薦めです。飼育してる蟻の数にもよりますが、昆虫ゼリー３０個入りで１ヶ月は持つようです。３０個入りはだいたい１８０円～２００円で販売されているようです。
餌を与える頻度としては週に２回くらいが目安です。暖かい時期や蟻の数が多い場合は給餌回数を増やしましょう。
まとめ
蟻達は小さな体を駆使して一生懸命に餌を運び餌を蓄えます。それはもちろん自分の餌もありますが、家族の為の餌が大半をしめます。
野生の蟻なら餌を探しにベテラン働き蟻が危険を犯して餌を探しに行かなければなりませんが、飼育下の蟻はそういった危険はないのですから蟻にとってはいい環境ですね。適度な量の餌を与えて元気な蟻を飼育してください。
