アリの生態を知りたいとき、もっとも身近で、実感しながら生態を学べる方法は、アリを実際に飼育してみることでしょう。たとえば、小学校の自由研究や、興味が高じて、アリを飼育したいと思っている子供もいるかと思います。

さらに近年の、アリ飼育キットの登場が象徴するように、子供から大人まで、アリをペットとして飼育することへの敷居は低くなりつつあります。

今回は、アリを飼育するうえではじめにチャレンジする課題の、外のアリの捕獲方法について、ご紹介します。

蟻 捕獲 方法

アリの捕獲方法は、1匹でも、大量にでも!

まずは、アリの求めるゼリーや飴を餌にして、トラップを仕掛ける方法を紹介します。

必要なものは、角型のペットボトルと、食用油かベビーパウダーです。角型のペットボトルは、上下を切断して、底のある方を用意してください。

行き止まりにアリを誘うため、ペットボトルの底部に近いところに餌を置きます。捕獲するときに、アリが上って逃げ出さないよう、ペットボトルの切断した部分には、食用油かベビーパウダーを塗っておきましょう。アリの足が滑り、逃げ出す可能性が低くなります。ただし、アリをおびき寄せるときの支障となってはいけないので、地面との接着面には塗らずにいてください。

アリが餌を求めて、ペットボトルのなかに入っていきます。アリの数が満足する量になったら、ペットボトルを素早く立て、塗っていなかった最後の面に食用油かベビーパウダーを塗り、四方を囲めば捕獲完了です。

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次に、1匹ずつ捕獲する方法です。

必要なものは、100円ほどで買える、深さのある角型タッパーです。アリが逃げ出さないように、こちらも食用油かベビーパウダーで、壁の四方を塗っておきましょう。指に、水かつばをつけておき、アリにくっつけます。アリはそのまま、くっつけた指を這ってくるので、1匹ごとに、タッパーに入れましょう。大きいアリには、ティッシュペーパーで、優しく取る方法もあります。

まとめ

いかがでしたか。アリの習性を生かした以上の方法をご参考のうえ、アリ飼育の世界に足を踏みいれてみてはいかがでしょうか。

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